こんにちは。ビークルー・広報担当です。
前回ブログを書いてからだいぶ間が空いてしまいました。すみません。。
更新を怠る日々が長く続き、お会いする方々からは度々
「もっと情報出したらいいのに」とか、
「もったいない」とか、
とご助言いただいておりましたが、なかなか更新しておらず。。
いや~、怠慢でした。。
改めてリスタート&不定期更新をゆるやかに続けて参ります。
さて、手ぶらの更新じゃアレですし、本日は一つお知らせがあります。
弊社ではポーランドのkontakt.ioという会社のビーコンを国内で販売しています。取り扱い開始から足掛け6年くらい販売代理を行っているのですが、kontakt.ioのビーコンは自社利用することもあれば、お客様のプロジェクトで利用することもありますし、企業様へ販売・レンタルなどで提供をしてきています。
総務省の認証を取得している2つのタイプのビーコンがあるのですが、先日新しいプロダクトの認証を取得しました。2019年12月より以下の商品を日本国内で販売を開始します。
● 新商品概要:
商品名:Heavy Duty Beacon
型式 :HD18-3
特長 :
・168か月連続稼働のバッテリー寿命(-16dBm/350msecでの出力を基準)
・過酷な屋外使用にも耐えられるハードプロテクト設計。防水・防塵の基本等級 《 IP-65 》を取得。
何といっても目立つのは
バッテリー寿命!
圧倒的ですね~!!
これまでのプロダクトはボタン電池のCR2477で稼働し、標準的な出力で寿命は約1年とか2年程度でしたが、今回採用されているのは「塩化チオニルリチウム電池」です。
(*塩化しおにるりちるちる、舌噛みそう…)
電池の形状は単三電池に似ており、内部では4本内蔵されている状態です。
ケースもIP65と、防水・防塵等級を備え、耐久温度は-40℃~80℃、湿度:0~95%、となっております。
ビーコンを使用するプロジェクトの共通課題としては、「連続稼働期間をどれだけ長くできるか」という点があり、メンテナンスコストに影響します。これ、結構切実なんです。どんなに良い取り組み、UXであっても、ビーコンが動いてなければシステム全体の稼働に影響が出てしまうのですが、一方で1年とか2年でメンテナンスをする必要があるため、運用面ではメンテナンスコストへの配慮が必須となります。
この点で苦労されている企業様を私たちは数々見てきましたし、何より私たちが直接保守・運用の取り組みをしてきているのでこのバッテリー寿命は何より心強い!!
また、多少気温の低い環境でもバッテリーのパフォーマンスは落ちることなく、
家庭用冷凍庫の中で1年置いても冷蔵庫の外にビーコンの電波を放出し続けているので、寒い屋外の環境でも上記の範囲であれば稼働できると思います!
まさに「Heavy Duty=丈夫な、酷使に耐えうる」ビーコン、なんてわかりやすい!商品名そのまんま!!
でも、まじめな話、メンテナンスコストというのはビーコンのプロジェクトの生命線でもあり、
- 特定位置での情報配信トリガー
- 屋内測位や屋内ナビゲーションの設備
- データ取得
- 他のシステムとの連携
など、様々な使い方や役割を担うハードウェアなので、ちょっとしたことなんですが稼働を常に維持することは本当に重要です。
弊社では継続運用をお任せいただけることが多く、ビーコンの保守・運用も兼ねてお受けする場合があります。運用効率の向上はコスト効率に直結するので、「HD18-3」はビーコンを利用する企業様の運用を長きにわたり後押しできるプロダクトになると信じて、12月よりリリースいたします!
お見積り・ご注文はお問い合わせより承りますので、ぜひご検討ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!